9月4日 術後35日
前日にレントゲン撮影があった。主治医の先生から説明があり、「仮骨(新しくできる骨)はあまりみられないがズレはない。しっかり固定されているから
荷重をかけていって問題ないでしょう。」という説明があった。自分でレントゲンを見た感想は、正面は骨折線が消えてきているように見えたが、側方後方
は全く白くなっておらず距離も離れていてまだバッキバキでこの距離が埋まるのかなあというくらいのレベルだった。PTさんは「骨はある程度刺激を与えないと出来てきません。」と言われ荷重が上がった。1/2荷重、少し控えめに30~35kgまでの荷重開始となった。結構きます。体重計で荷重を上げていくと
足首、太もも、大臀筋と今までとは明らかに違う負担がかかり重力を感じます。平行棒内で体重計で確認しながらの歩行訓練開始。歩行前のリハビリをしっかり行ってきたのでそう痛みはないのですが、筋肉の緊張を感じアキレス腱は体重でストレッチされ、何か剥がされながら伸びていくような痛いとすっきり感が混じったような感覚だった。1/4荷重との違いとして、それまでは感じなかった右足の甲に重心が乗ると痛みがあり結構継続しました。この時期から痛みも伴うこともあると思いますが、痛みが続かなけれは多少負荷をかけた方がストレッチ効果もあり回復にはいいと思います。初日はへっぴり腰で所定の重さまで体重はかけれなかった。あと1/2荷重となり自力での2本足での直立ができるようになり、歯磨きや手洗い、立った状態でのトイレが可能となりました。これはかなり大きな進歩でした。
健康な人にとっては当たり前ですが、2本足で立つのは人間のなかなかの特権です。両手が自由に使え生活がしやすくなります。